先日紹介したApple Musicの「90年代のソフトロック」というプレイリスト。どれも耳を傾けるべきいい曲で、なにより初っ端のシェリル・クロウからしてやられるんですが。
しばらく聴き続けたあたりでかかるFastballというバンドの「The Way」が素晴らしい。哀愁味あふれて歌謡曲的であるとも言えるシンミリ感。真夜中に酒をあおってセンチメンタルになった心の琴線に触れる曲。なんか地味な映画のBGMで流れてきたらうっかり泣きそうなやつ。
よく知らないけどこのバンドも多分代表曲と言えるのはこの曲ぐらいなのかな。正直どんなバンドなのかも知らないし、特に知りたいと思うほどでもない。でもこんないい曲を残してくれてほんとありがとう。
「大人のロック」みたいな言い方はあまり好きじゃないけど、世紀も変わってからこういう曲はなくなっちゃったよね。いや、なくなったわけじゃなくて広く薄く広まらなくなった、という感じかな。