●2020年6月頃の話。
Appleの純正キーボードと言えば昔はキータッチが妙にヘコヘコしていて好きじゃなかったんですが、現行のキーボードはデザインもキータッチも実にいい感じですね。
そのキーボードにですね、先日の真夜中、手にしたウイスキーのコップをひっくり返しまして、見事にずぶ濡れに…。
すぐさまティッシュで拭って恐る恐るタイピングしてみると、正常に動く様子。ほっとして5分ほど使っていると、突然画面上でカーソルが暴走するようになり、しばしうろたえているとその後沈黙。キーボードはお亡くなりになってしまいました。キーの隙間から入った液体がクリティカルな部分に到達してしまったようです。もううんともすんとも言いません。あちゃー。
仕事で使うこともあり仕方なく翌日ビックカメラへ。Apple純正品を買おうとAppleコーナーへ。14800円とは痛い出費だけど。だがしかし、なんと品切れ。ビックカメラの他の店舗も調べてもらいましたが、品切れw あちゃー。
それではとサードパーティー製品を求めてキーボードコーナーへ。ほぼ全商品品切れ。入荷も未定らしいです。新型コロナで生産工場が止まっている、ということなんですかねぇ。あちゃー。
ところが幸運にもBUFFALOのMac用キーボードが一点だけ残っていて、買うことができました。1800円ぐらいだったかな。めちゃ安い。
iMacに接続。キー入力は問題なくできますが、そのままでは純正キーボードのファンクションキーに設定されている機能(音量調整とか)が使えないようなので、添付のCDからドライバーをインストール。が、できません。今現在のOSが対応していないらしい。ドライバーの情報を見ると10年前のものでしたw 公式サイトで配布されているものも同じ。さほど需要がないのかこまめなアップデートはしていないんですね。
結局ファンクションキーを使うためにはKarabiner-Elementsというソフトが必要になります。ウェブサイトから直接ダウンロードしてインストールするのは若干抵抗がありますが、動作は正常でした。やれやれ。
Mac用なのでキー配列は純正と同じです。ちょっと困惑するのはやはりCommandとOptionキーの大きさですね。特にCommandキーは作業中に多用するので大きいに越したことはないんですが、この差です。慣れと言えば慣れなんだけど、ミスタッチ頻発で舌打ちすること多しw まぁ純正キーボードが店舗に補充されるまでの中継ぎかなぁ、と諦めて使おうと腹を括りました。
2日ほどして、キーボードが変わったついでにiMac周辺の埃取りで掃除。その際にものは試しと昇天したはずの純正キーボードを繋いでみたら…なんの問題もなく動作しました(感涙 完全に乾燥して元に戻った、ということなんでしょうね。いやーよかったよかった。
教訓としては、濡らしてしまってもじっくり完全乾燥まで待つべし。ですね。仕事進行中だとそうはいかないけど。
というか機器の側でよろよろ酒飲むな、って話ですが。
出費も2000円弱で済んだし、仕事で使うには予備キーボードの準備は必要だなと痛感したのでBUFFALOのものは大切に保存しておきます。