ボールペンは軸の太さや長さで筆記感が変わるということに気がつく

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文房具

4C芯を使うボールペンを愛している。そういえばこのペンの存在を忘れてしまっていた! ということに気がついて、取り出して使用用途を割り振ってみた。

↓前回の4C芯ボールペン記事

なかなかの名品 伊東屋ヘルベチカシリーズのボールペン

それがこれ、伊東屋オリジナル ヘルベチカシリーズ。

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ヘルベチカボールペン(レッド)

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とにかく細くて長い、シンプルでスタイリッシュなフォルム。金属の軸に感じる重量感もいい。赤の塗装もむしろ落ち着きを感じさせる高級感がある。それでいてお値段は1000円というリーズナブルさ。ちょっと長過ぎてノックはし辛いかも。

替芯はいわゆる「4C芯」対応。抜き差しは先端部分から。

4C芯好きなので替え芯が4C芯だからこそ買ったわけですが、この替え芯を使いつつ多機能ペンではない、というのは珍しいかも。

このペンの存在をしばらくペン在庫の中に紛れて忘れてしまっていたんですが、勉強用ノート専用にしてみようと使い始めてみた。

勉強方法はeラーニング、要するにネットでビデオ教材を視聴するんですが、視聴中に「速書き」でメモるのがこのペンの使用目的。しかも通常再生速度だとちょっとかったるいので1.6倍で視聴してますw なのでメモるのもせわしない。

ノートとして使っているのは100均の落書き帳(キャンドゥで売っている協和紙工製を愛用)なのでちょっとラフな紙質ですが、ずっと使っている日常使いのペンの替芯もPILOTのアクロインキの4C芯で、もう何年もこのコンビで使っていて不満はありません。

筆記感の違和感の秘密はペン軸の形状だった

しかし、ちょっと使ってみて…。

どうも書き味が重い。インクの個体差かなとも思ったが、どうもインクが、というよりはこのペンで書く時の「書き味」が重いのだ。なんかこう軽快感が足りない。どうしてだろう。

この商品の名誉のために言っておくが、このペンが使いにくいというわけではない。使用方法の問題だ。

要するにこのペンを落書き帳のような若干ラフな紙に、ビデオ教材を見ながら「速書き」でメモを取るという使用法に合わないような気がする。

どこが合わないのか。ふと思いついたのがこのペンの特徴であるペン軸の細さと長さ。自分は筆圧が高いので太い軸をギュッと握って、速書きの場合でも紙に押し付けるように書いているようで、ペン軸が細いとその力がうまく込められないのではないか、と。またペン軸がかなり長いのでザザザザザーと速書きするには尻が振れるというかペン先を素早く細かく動かすのに向いていないのではないか、とも。

日常的に持ち歩いて使っているボールペン(オートアメリカンテイストミニ)と比べてみた。替芯はもちろん同様のPILOT アクロインキの4C芯。見ての通りミニサイズで軸も太く、ガッツリ握ってグリグリ押し付けるように書いている。筆記シーンも移動中やカフェでの殴り書き。

要するに筆記シーンとペン軸の形状はリンクしているのだ。改めて実感した! 一口にボールペンと言っても奥深いものだな。

なのでこのヘルベチカのペンは高級感ある佇まいを活かすようにゆったりと書き記すようなシーンに向いていると思い直しまた一旦お蔵入りへ。

で結局uniball ONE買っちゃた

モヤモヤしつつ気分転換にボールペン買おうと文房具店に立ち寄り買ったのがこれ。uniball ONE。これはグリグリっとした速書きにも対応してくれそう。実際使ってみても快適だった。

かくして机上のボールペンは増え続けるのだった。

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